<更新履歴>
・2024年10月3日:フルミスト®︎の入荷が決まりました。フルミスト®の接種は10月11日(金)から開始いたします。予約を開始しましたので、ご希望の方はフルミスト®を選択してご予約ください。
・2024年9月26日:新型コロナワクチン予診票のQRコードなどを追加、文章の誤字脱字の訂正。
・2024年9月20日:フルミスト®︎製造販売元の第一三共株式会社様より、フルミスト出荷延期の連絡が入ったため、入荷予定がわかるまでフルミスト®の予約を一旦中止いたします。予約開始日が決まりましたら、ここにお知らせいたします。
・2024年9月19日:ご案内の掲載
今年度のインフルエンザ及び新型コロナ予防接種について、
2024年9月21日(土)より予約を開始いたしました。
1. 予約について
事前のご予約が必要です。
予約方法
1)当院のウェブ予約システムから予約
2)お電話での予約 ☎︎ 0533-67-2626
注意:電話受付時間;8:40-9:00、13:30-14:00、16:00-16:30(ただし、木曜日は午前の時間帯のみ)
3)当院の受付窓口にご来院して予約
<定期受診の予定がある方>
定期受診の時に接種できます。クリニックに電話または来院時に予約してください。
2. 接種期間
2024年10月2日(水)〜 2025年2月2日(日)
・定期接種対象期間:2024年10月1日(火)~ 2025年1月31日(金)
ただし、期間中でもワクチンがなくなり次第、予告なく予約を終了する場合がございます。予めご了承ください。
予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまで2~4週間程度かかります。その効果が持続する期間は約5~6ヶ月間です。このため、年内(10月~12月)までに接種されることをお勧めいたします。
3. 接種対象の方
1)インフルエンザワクチン(通常の不活化インフルエンザワクチン:注射)
接種の対象:生後6か月以上
【 当院で接種できない方 】
- 接種当日の体温が37.5度以上の方
- 卵アレルギーのある方(主治医の許可がありましたら接種可能です)
- インフルエンザ予防接種で重篤な副作用が出たことがある方
- その他、医師が不適当と判断した場合
2)インフルエンザワクチン(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン:フルミスト®鼻腔内噴霧タイプの「痛くない予防接種」)
接種の対象:2歳以上 19 歳未満
【 当院で接種できない方 】
- 2歳未満と19歳以上の方
- 接種当日の体温が37.5度以上の方
- 重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
- ゼラチンアレルギー、重い卵アレルギー、その他のワクチン成分に対して重度のアレルギーのある方やアナフィラキシーの既往がある方
- 免疫が著しく低下している方、または免疫抑制をきたす治療を受けている方
- 無脾症患者、ミトコンドリア脳筋症患者、家族など周囲に免疫不全の方がいる方
- 妊娠している方、授乳している方
- 喘息のある方は、不活化インフルエンザワクチン(注射)を推奨します
3)新型コロナワクチン
接種の対象:12歳以上
【 当院で接種できない方 】
- 接種当日の体温が37.5度以上の方
- 新型コロナ予防接種で重篤な副作用が出たことがある方
- その他、医師が不適当と判断した場合
4. 接種時間
1)当院かかりつけの方は、定期受診時に接種していただくことができます。その場合も予めご予約が必要です。
2)予防接種のための専用時間もございます。その日の外来の状況によってはお待たせすることがあります。どうぞご理解とご協力くださいますよう重ねてお願い致します。
2024年10月:
- 水・金・土曜日 :14:00 - 14:20
- 日曜日:14:00 - 14:50
2024年11月~2025年1月:
水・金・土・日曜日 :14:00 - 14:50
*ただし、10月20日(日)、11月10日(日)、12月15日(日)、1月12日(日)は、13:30-14:20
5. ワクチンの種類
1)インフルエンザワクチン
当院では、以下の2種類のインフルエンザワクチンを接種できます。
① 不活化インフルエンザワクチン:注射(従来どおり)
② 経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®):鼻腔内噴霧タイプの「痛くない予防接種」
2)新型コロナワクチン
当院では、以下の2種類の新型コロナワクチンを接種できます。基本的には、①コミナティを接種いたします。②ヌバキソビッドをご希望の方は受付または電話でご相談ください。(*ヌバキソビッドの希望接種はウェブ予約できません)
① コミナティ(ファイザー)
②ヌバキソビッド®︎(武田薬品)
6. 接種回数と接種量と料金(推敲中)
1)接種回数と摂取量:
① 不活化インフルエンザワクチン:注射(従来どおり)
13歳未満(12歳以下)の1回目と2回目接種の間隔は「約4週間」あけます。小児の接種回数については『小児の接種回数について』もご参照ください。
② 経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®)
接種回数:1回 両方の鼻に0.1mlずつ噴霧
③ 新型コロナワクチン
- コミナティ(ファイザー):1回、接種量0.3ml
- ヌバキソビッド®(武田薬品) :1回、接種量0.5ml
2)料金(税込):お支払いは、現金・各種カードをご利用いただけます
① インフルエンザワクチン
*経鼻:数量に限りがあり、なくなり次第終了いたします。
*高齢者のインフルエンザ定期接種(8-1参照)は、1,000円です。
② 新型コロナワクチン
15,400円
*高齢者の新型コロナ定期接種(8-1)参照)は、2,000円です。
7. 他の予防接種との接種間隔
接種間隔に制限はありません。
- インフルエンザ予防接種と他のワクチンとの接種間隔:特に制限はありません。
- インフルエンザ予防接種と新型コロナワクチンとの接種間隔:特に制限はありません。
- 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチン:特に制限はありません。
- 同時接種も可能です。
8. 公費・組合費などの補助を利用する場合
1)蒲郡市の補助
蒲郡市内に住民票のある人で以下の条件を満たす方は、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンの公費の補助を受けられます。(蒲郡市の予診票:下述の9.1)をご参照)
【 対象者 】
・65歳以上の人(昭和34年12月31日以前の生まれの方で、接種日に65歳以上の方)*接種日に65歳の誕生日を迎えていなければ公費対象外となりますので、ご注意ください。
- 60歳以上65歳未満で以下の条件の対象者
- 心臓、じん臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する人
- ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人
2)社会保険(健保組合)の補助
【 対象者 】インフルエンザワクチン接種補助事業「接種補助券」をお持ちの方
【 接種料金 】自己負担額は当院の接種料金から各健保組合補助上限額を引いた金額
【 接種期間 】2024年10月1日(火)~各「接種補助券」の期限内で当院の接種期間内
9. 持ち物
- 健康保険証(保険証が無い方は身分証明書)
- 診察券
- 記入済の問診票、または当院ホームページのウェブ問診入力
- 母子手帳またはワクチン手帳
- 受給者証(お持ちの方)
- NPO補助券(利用される方)
【 利用券をお持ちの方 】
以下の書類がお手元にある方は、指定の割引料金で接種できますので受診時に持参してください。
1)蒲郡市のインフルエンザ予防接種予診票(参照:上述8.1)
2) 蒲郡市の新型コロナ予防接種受診券
3) 社会保険のインフルエンザワクチン予防接種受診券(参照:上述8.2)
【 当院の予診票 】
1)当院のインフルエンザワクチン予診票
接種前日の18時以降〜当日受診前までにあらかじめご入力してください。
2)紙の予診票に記入をご希望の方は,受付にお申し出ください。
3)市のインフルエンザ予防接種予診票(水色、上述9-1)、新型コロナウィルス予防接種予診票(灰色、上述9-2)をお持ちの方は、当院の予診票は不要です。受診前に予診票をご記入していただき、来院時にご持参ください。
10. 接種当日の流れ
1)ご自宅にて
[予診票をもれなく入力する]
→ [体温を測り、体温も入力する]
→ [健康保険証、接種料金、母子手帳(高校生以下)を用意する]
→ [市のインフルエンザ予防接種予診票(水色)、新型コロナウィルス予防接種予診票(灰色)、インフルエンザワクチン予防接種受診券(社会保険)など割引券をお持ちの方はご持参ください]
2)クリニックにて
[予約時間に来院し、受付に保険証・母子手帳・(利用券)などを提出する]
→ [受付で予診票の入力内容を確認する]
→ [医師が予診票を確認し、接種可能であることを判断いたします]
→ [接種可能者は順番に接種いたします]
→ [接種後15分間、院内で体調に変化がないことを確認します]
→ [その後、受付でお名前をお呼びしますので接種料金をお支払いください。その場で、体調確認後にお帰りいただけます]
*この間、体調変化のある方はスタッフに声をおかけください。
3)帰宅後の留意点
- 接種当日に入浴していただいても差し支えありません。
- 接種後24時間以内は、過激な運動、大量の飲酒は控えてください。
- 体調変化のある場合はご連絡ください。
11. インフルエンザ・ワクチンについて
1)当院では、以下の2種類のインフルエンザワクチンを使用する予定です。
- 通常のインフルエンザワクチン:注射
- 経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト®):鼻腔内噴霧タイプの「痛くない予防接種」
2)インフルエンザワクチン(注射)株について
2014年までは3価ワクチンでしたが、2015年から4価ワクチンになりました。B型インフルエンザウィルスが1価→2価に増えたからです。
4価ワクチンには4種類のワクチンが混合され、2009年に流行した新型インフルエンザ(パンデミック2009)を含むA型が2種類、B型インフルエンザウィルス2種類に効果が期待できます。
ワクチンに含まれるワクチン配合株は、今シーズン(2024年秋~2025年春)に流行するウイルス型を予想して決められています。今シーズンの配合株は以下の通りです。
A型株:A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1) A/カリフォルニア/122/2022(SAN-022)
B型株:B/プーケット/3073/2013(山形系統) B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
* 当院で使用するワクチンは全て国立感染症研究所の国家検定に合格しております。
* インフルエンザの製造株は日本全国共通です。医療機関によって差はありません。
12. 新型コロナワクチンについて
新型コロナワクチンは 2024年4月1日から定期接種(インフルエンザワクチンと同じB類)に位置付けられました。
定期接種では、65歳以上の方及び 60〜64歳で心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方等を対象に、2024年10月から秋冬接種として年1回接種することになりました。
上記の定期接種対象者以外の方については、任意接種として接種ができます。
今シーズンに使用されるワクチン株については、オミクロン JN.1 対応 1 価ワクチンです。現在の流行中のオミクロンKP.3株はJN.1系統のため、現在の流行株に対しても有効であると報告されています。
新型コロナウイルス感染症の流行は、今も夏と冬の2回の流行が続いています。全体的には症状が軽くなってきていますが、それでも高齢者や基礎疾患のある方では、重症になり亡くなる方もいますし、基礎疾患が無い方でも後遺症が続いて辛い思いをされている方もいます。
ワクチンの接種により、入院を含む重症化の予防と、罹患後症状(後遺症)の発症を抑える効果がありますので、現在の流行株に合ったワクチンの接種を推奨します。
当院では、以下の2種類の新型コロナワクチンを使用する予定です。
- コミナティ(ファイザー)
- ヌバキソビッド®(武田薬品)
コミナティはmRNAワクチンで、ヌバキソビッドは組み換えタンパクワクチンです。過去の新型コロナワクチン接種の副反応などで問題がなかった方は、原則コミナティを接種します。
ワクチンの選択は自由ですので、どちらのワクチンも接種できます。
予約時に選択できますので、希望のワクチン決めてからご予約ください。
【参考資料】
- インフルエンザ流行レベルマップ:国立感染症研究所 感染症情報センター
- インフルエンザ対策(厚生労働省)
- 令和5年度インフルエンザQ&A(厚生労働省)令和6年版はまだ公表されていません