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【私たちの医療について夢を語り、その夢を実現していくメルマガ】
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■◆    ゆめげんクリニック・プロジェクト メールマガジン
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Vol.16 [2008年11月25日発行]   http://jin-i.com/yumegen

 ● もくじ
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 【1】はじめに

 【2】中山久仁子のコラム『照千一隅の医療をめざして』
         ~第4回:フードマイレージで地球にやさしい食生活を~

  【3】『ゆめげんクリニック 開業への道』
         ~第2回:夢を描く(1)~  中山嘉人

  【4】ゆめげんドア

  【5】今月のイチオシ!医療・経営レポート

  ● 編集後記:「ちゃんとする」

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 みなさま、こんにちは。
 ゆめげんクリニック・プロジェクト事務局の中山です。

 本メールマガジンは、「ゆめげんクリニック・プロジェクト」の
 ホームページまたはメルマガポータルサイト「まぐまぐ」から
 ご登録いただいたみなさま及びパートナー企業・医療機関のみなさま、
 そして、当法人事務局スタッフが名刺交換させていただいたみなさまに
  お送りしている情報メールマガジンです。

  ● ゆめげんプロジェクト事務局スタッフ・プロフィール
     http://jin-i.com/yumegen/staff
  
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 【1】はじめに
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  最近、ニュースを読んでいて思います。

  現在のように社会や経済が不安定になってくる時、
  人や組織は大きく二つの行動をとるのではないか、と。


  ひとつ目は、危機だ、危機だ、と
  その危機の中での自分の責任や役割は棚に上げて、
  不要な不安を煽り、責任転嫁をして自己保身に走る人や組織。
  そういう人や組織に限って、
  なぜか人に「自己責任」を説教したりします。


  もうひとつは、地味で人目に立たないかもしれませんが、
  自己を省みて、将来を見据えながら今、果たすべきことを
  淡々とこなしている人、組織です。
  
  「今あることは、すでにあったこと
    これからあることも、すでにあったこと」

  と、非常時にもどこか悠然と安んずるところを感じさせます。

  どちらに与するか、他人の問題ではなく、各自の問題ですよね。


  では、今回も、最後までお読みいただけると幸いです。


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 【2】 中山久仁子のコラム:『照千一隅の医療をめざして』

         ~第4回:フードマイレージで地球にやさしい食生活を~
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  前回の有機食品について
  http://jin-i.com/yumegen/back-issues/20081027/19

  メールでご意見を頂き、
  皆さんの関心の高さを感じました。

  いただいた情報からも
  日本では、有機食品は宅配が中心で割高とのこと、
  改めて日常的に簡単に手に入るようになれば、と思いました。


  さて、今回は地球に優しい生き方の提案です。


■ フードマイレージ
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  「フードマイレージ」とは、

  「農場や漁場から私たちの食卓まで、食料が運ばれてきた距離を
  その国からの食糧輸入量をかけた数字」

  のことです。


  フードマイレージ(t・km) =食糧輸入量(注)×輸入国から日本までの距離
  (注)輸入相手国別

  で算出されます。

  例えば、うどんの原料がオーストラリアから
  輸入された小麦ならマイレージは食物輸入量×8,300kmです。


  食物自給率40%の日本は、多くの食品を遠い国から輸入しているので、
  このフードマイレージが高く、世界1位です。

  日本が9,002億tkm(トンキロメートル)であるのに対し、
  2位韓国は3,171億tkm、
  3位アメリカは2,958億tkmとダントツです。


■私たちにもできる地球温暖化防止
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  このフードマイレージは
  食物の輸送に伴うエネルギーを表し、
  CO2の排出量に換算できます。

  例えば、国産小麦のパンを買うと、
  輸入(米国)小麦のパンを1斤買うよりも、
  CO2が110g減ります。

  国産の食べ物を選ぶことは、
  地球の温暖化防止になるというわけです。

  3人家族が、国産40%+輸入60%の食品を摂るのと、
  国産100%では、その差は1年でCO2, 300kgになります。
 
  この300kgはこの家族の電気使用量を13%減らすのと同じ効果があるのです。


  京都議定書で、日本はCO2排出量を6%減らす約束をしました。

  テレビを1時間消すと 40g
  3kmの移動に車から自転車にすると 330g
  減らすことができます。

  地球温暖化対策は、車やエアコンだけでなく、
  国産食品を食べることで、貢献できるなんて
  身近にできていいですよね。


■ フードマイレージのすゝめ
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  環境NGO「大地を守る会」によると、
  CO2削減のためにできることは、

   ・できるだけ近くでとれたものを食べる
     (輸送によるCO2を減らす)

   ・旬のもの、太陽光で育った野菜を買うように心がける
     (温室によるCO2を減らす)

   ・なるべく無農薬、減農薬の農作物を選ぶ
     (環境への負荷を減らす)

   ・よく行くお店に「国産小麦のパンが入る予定はありませんか」
  「近くでとれた野菜は入りませんか」とさりげなく聞いてみる

   ・「フードマイレージって知ってる?やってる?」と話題にしてみる

   ・フェアトレードの食べものを食べる
    (外国でしか作れないものを適正に購入する)


■ ベジタリアンなら、なおのこと良い
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  最後に注目したいのは、日本の家畜です。
  家畜の飼料の多くは輸入していて、
  国産の家畜だからと言って、
  フードマイレージが低いわけではありません。

  米国テキサス産牛 1.3kg, 一般の国産牛 1.6kgと、

  国産の方がCO2排出量が高いのです。
  そもそも、大量の飼料を食べ、暖かい厩舎で育てられる家畜は、
  環境に対してとても負荷の高い食べ物です。
  だから、ベジタリアンの方が環境に優しいといえますね。  


■ さいごに
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  ・国産の食べ物を選ぶことで、CO2排出を減らせます。
    日本の農業を守り、それが環境を守ることになります。

  ・地元の物を食べれば、安心して食べられますね。

  ・世界の人口増加、バイオ燃料用の穀物の需要の増加で、
    今後も安心して食物を輸入できるかわかりません。

  私は、有機栽培で自給自足したいと思いつつ、
  そんな時間的余裕のないうちは、
  せめてフードマイレージの考え方を
  心掛けていきたいと思っています。

  みなさんも「フードマイレージ」を頭の片隅において
  食を更に楽しんでみてはいかがでしょうか。

  [中山久仁子:http://mefa.jp/staff/nakayama-kuniko]


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  ★あなたにとっての「ゆめげんクリニック」とはどんなクリニックですか。

     もし、私たちの理念や基本方針、プロジェクトのアイディアに
     共感するものがありましたら、一緒に実現していきませんか?
     → http://jin-i.com/yumegen/partners
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 【3】 『ゆめげんクリニック 開業への道』

          ~第2回:夢を描く(1)~  中山嘉人
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■ 子どもの夢みる力
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  私はこれまで「教育」の仕事にたずさわってきました。

  就学前の子どもから自分の親世代の大人まで、
  そして多様な文化背景、国籍の人々と接してきました。

  その中で一つの共通点に気づきました。

  それは、子ども、特に就学前の子どもは


  『夢を創造していく天才』


  だということです。

  ぬいぐるみに話しかけて食事の世話をしたり、
  絵本を読み聞かせると、その中に登場する動物や人物が
  あたかも存在しているようにワクワク目を輝かせたり!

  時には、現実に目に見えているものばかりでなく、
  目に見えないものをあたかも現実に見えているように想像し、
  それが実際に存在しているものとしてふるまう。

  とにかく自分にとって楽しい世界を
  どんどん想像(創造)していくのです。


■ 子どもと大人のちがい
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  一方、人間は年齢を重ねるごとに、
  現実世界で何が起こっているのか、何が問題なのかを
  よく理解できるようになる代わりに

  楽しい世界を想像する力を失ってしまう気がします。


  それが、一般的に
  「大人になる」
  ということかもしれません。


  しかし、問題分析や制限ばかりに目を奪われて、
  こうあってほしいなという世界を夢みること、

  制限に満ちた世界の中に広がる無限のチャンスを
  見出すことまでも忘れてしまうのは、
  あまりにももったいない・・・

  なぜなら、大人は子どもよりも
  夢を現実にしていく力を与えられているのですから。


■ 医療従事者だって夢を見たい
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  前置きが長くなりましたが、医療の話です。

  現在、医療を取り巻く環境が益々厳しくなっていることは
  もちろん承知しています。

  そして、前回メルマガで触れたように開業すると「決心」しても、

   ・資金計画はどうするのか

   ・立地や建築、内装はどうするのか

   ・医療機器はどうするのか

   ・医療人材を確保できるのか

  更には、

  ・家庭医として24時間対応をするのか

  ・訪問診療をするのか

  ・先端医療技術のフォローはどうするのか

  ・地域医療ネットワークへの参加・貢献はどうするのか


  など現実的、具体的に考えなければいけないこと、
  乗り越えていかないといけない課題は多々あります。


  でも、

  『空を飛ぶことを可能にしたのは、空を飛ぶ夢である』
   (カール・ポパー)


 と言われるように、実現したいことを、とにかく夢でもいいから制限なく
  想像しないと、現実世界に創造できるはずがありません。


  それに、作家の五木寛之氏が

  『夢見ることは、人間にとって大事なことです。
    心にも大事だし、体にとっても大事なのではないでしょうか』
   (「生きるヒント2」)
 
  ともおっしゃっているように実現の可能性は別としても
  「こうありたい、こうしたい」と想像することは
  人間の心にも体にもいいことなのです。

  氏の著書タイトルどおり
  「夢見ること」は、よく「生きるヒント」なのです。


  医師や看護師の方々も、何かしら理想とする医療を追い求めて
  その職業を選び、日々業務に取り組まれていらっしゃいます。

  しかし、現在、医療従事者がなかなか夢を描いて仕事をできない環境、
  社会的雰囲気になってきているのではないでしょうか。

  医師や看護師だって夢を見たい、仕事をとおして自己実現していきたい
  人に社会にもっともっと貢献していきたい


  その想いを私たちみんなで共有、時には修正し、支援していくことが、
  引いては私たち、社会全体にとっても「こうありたい」という
  「夢の医療のかたち」に近づいていけるのではないか、

  そう考えています。

  
  (つづく)

  次回、「夢を描く」のつづきで
  ■ ゆめげんクリニックの夢
  ■ 夢が自分を、そして人を動かす
  の予定です。


  [中山嘉人:http://mefa.jp/staff/nakayama-yoshihito]


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 【4】ゆめげんドア
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  今回のコラムと関連のあるウェブサイトをご紹介します。

■ 大地を守る会「フードマイレージ・キャンペーン」
   http://www.food-mileage.com/

■ 食育・食生活指針の情報センター
   「世界のグローバルな農産物・食品の流通フードマイレージ」
   http://www.e-shokuiku.com/jyukyu/13_3.html

■ 食と教育と環境
   http://www.aozora.or.jp/foodmileage/index.html


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 【5】今月のイチオシ!医療・経営レポート
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  ここでは、最近発表された医療や経営に関連するレポートの中から
  お勧めのものをピックアップしてご紹介します。

■ 政府報告書:臓器移植に関する世論調査
   [内閣府]
   http://www8.cao.go.jp/survey/h20/h20-zouki/index.html 

■ 政府報告書:公立病院に関する財政措置のあり方等検討会
   [総務省]
   http://www.soumu.go.jp/menu_03/shingi_kenkyu/kenkyu/hospital/index.html
   第5回(平成20年10月28日開催)会合配布資料
   http://www.soumu.go.jp/menu_03/shingi_kenkyu/kenkyu/hospital/081028_1.html

■ ガイドライン:「中小企業のための新型インフルエンザ対策
   ガイドライン~命を守り、倒産をまぬがれるために~」
   [東京商工会議所]
   http://www.tokyo-cci.or.jp/chiiki/influenza/influenza.pdf

■ レポート:地域医療提供体制改革(IHN化)の国際比較
   [富士通総研]
   http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/research/2008/no329.pdf

■ レポート:医療の崩壊を食い止めるためには~医療費抑制策はもはや限界!
   [大和総研]
   http://www.dir.co.jp/souken/research/report/capital-mkt/pubsct/08112001pubsct.pdf

■ 対談:日本の医療の課題  [総合研究開発機構]
   第34回:「医療の見える化」に向けて
   http://www.nira.or.jp/pdf/taidan34.pdf
   第36回:医師不足の本質を捉えて新しい仕組みを
   http://www.nira.or.jp/pdf/taidan36.pdf

■ 調査レポート:「第4回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果
   [三菱総合研究所] 
   http://www.mri.co.jp/PRESS/2008/pr081029_mcu02.pdf

■ 調査レポート:2008年冬季ボーナスの見通し
   [みずほ総合研究所]
   http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/japan-insight/NKI081106.pdf
   [日本総研]
   http://www.jri.co.jp/thinktank/research/eye/2008/1106.pdf
   [三菱UFJリサーチ&コンサルティング]
   http://www.murc.jp/report/research/bonus/2008/0839.pdf
   [第一生命経済研究所]
   http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/rashinban/pdf/et08_167.pdf


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 ● 編集後記:「ちゃんとする」
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 ゆめげんクリニック・プロジェクトメールマガジン第16号は
  いかがでしたでしょうか。


  ところで、高校の時の同級生が野菜ソムリエ・食品保健指導士として
  食育への取り組みの提案をする会社を経営しています。
  http://www.ysplus.co.jp/

  以前、彼女が地元の新聞に「ちゃんとする」というタイトルで
  記事を書いていました。
  http://www.ys-plus-com.jp/pdf/omoukoto_05.pdf
  (彼女の旧性は自分と同じ「中山」です)

  記事の中で、幼い頃、親から「ちゃんとしなさい」
  と叱られたことを思い出しながら、
  今、仕事をする上で、整理、整頓、清掃、締め切りや時間といった
  約束を守る、きちんとした身なりで仕事をする-など基本的なことを
  「ちゃんとする」ことの大切さを述べています。


  私はこの記事を読んで、
  最近の年金問題や耐震強度や食品表示の偽装問題、
  更には政治家など社会的責任のある立場にある人々の
  心ない言動を見聞するにつけ、

  私たちが社会の中で与えられた日々の平凡な務めを
  「ちゃんとする」ことを怠ってきた、その小さなほころびが重なり、
  今、足元が大きな音を立てて崩れはじめていることの現れかもしれない、

  と考えたりしました。

  でも、まだ大丈夫。今からでも大丈夫。
  大丈夫と思えば、大丈夫です。

  昔、「ちゃんと、ちゃんとの○の○」というCMがありましたが、
  http://jp.youtube.com/watch?v=hqRb_TMUldk&NR=1

  今年も残り35日あまり。
  まずは、日々の平凡な務めを「ちゃんとする」。

 「ちゃんと、ちゃんとキャンペーン」でいきたいと思います。


  では、次回もどうぞお楽しみに!


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   発行者:ゆめげんクリニック・プロジェクト事務局

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