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【私たちの医療について夢を語り、その夢を実現していくメルマガ】
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■◆    ゆめげんクリニック・プロジェクト メールマガジン
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Vol.15 [2008年10月27日発行]   http://jin-i.com/yumegen

 ● もくじ
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 【1】はじめに

 【2】中山久仁子のコラム『照千一隅の医療をめざして』
         ~第3回:有機食品とのつき合い方~

  【3】『ゆめげんクリニック 開業への道』
         ~第1回:決心する~  中山嘉人

  【4】ゆめげんドア

  【5】今月のイチオシ!医療・経営レポート

  ● 編集後記

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 みなさま、こんにちは。
 ゆめげんクリニック・プロジェクト事務局の中山です。

 本メールマガジンは、「ゆめげんクリニック・プロジェクト」の
 ホームページまたはメルマガポータルサイト「まぐまぐ」から
 ご登録いただいたみなさま及びパートナー企業・医療機関のみなさま、
 そして、当法人事務局スタッフが名刺交換させていただいたみなさまに
  お送りしている情報メールマガジンです。

  ● ゆめげんプロジェクト事務局スタッフ・プロフィール
     http://jin-i.com/yumegen/staff
  
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 【1】はじめに
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  こちらイギリスは、昨日26日でサマータイムが終了しました。
  午後4時過ぎには暗くなり、5時には真っ暗、という
  今年も、暗~く、長~い冬がついに到来です。

  そう考えると気が滅入りそうになります。

  しかし、それぞれの季節には、それぞれの美しさがあります。

  また、こちらで過ごす最後の冬になるでしょうから、
  季節の移り変わりの中に、冬の美しさに出会える楽しみで
  ワクワクしながら、気分は明るく過ごしていきたいと思います。

  では、今回も、最後までお読みいただけると幸いです。


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 【2】 中山久仁子のコラム:『照千一隅の医療をめざして』

         ~第3回:有機食品とのつき合い方~
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■ 医食同源
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  最近、食の安全性についての話題がニュースを賑わせていますね。

  「医食同源」といわれるように、
  日頃からバランスの取れた
  美味しい食事をとることで病気を予防し、
  治療しようとする考え方、素晴らしいと思います。

  草は土の中の栄養を吸収し、
  牛は草を食べ、
  私たちは牛乳を飲みます。

  そう、人間は食物連鎖の頂点にいます。
  だからこそ、食べ物は安全なものを摂りたいですよね。

  でも、実際は残念ながら、
  私たちの食べ物は微量の人工肥料や化学薬品を
  含んでいることが多いのです。

  人工肥料、殺虫剤、成長薬は穀物や家畜に投与され、
  土壌、環境を通じて食物に入っていきます。

  そして、脂肪に溶ける化学物質は、
  私たちの体の中に一生蓄積されていきます。

  もし、妊娠、授乳すれば、
  胎児や子供にもそれが移行していきます。

  1999年に行われたWWF(世界自然保護基金)の調査で、
  350種類以上合成化学物質が母乳に含まれていたそうです。

  また、グリンピースは、通常の食事を摂っている子供は
  200種類の合成化学物質を体内に摂取していると発表しています。

  そういった化学物質から私たち自身の体を守り、
  健康に保つためにできることは、
  可能な限り

   ● 有機食品を食べること、
   ● プロセスフードを食べないこと

  だと思います。


■ 英国の有機食品(オーガニック食品)
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  私は子供を妊娠してから、
  自分の食事を気をつけるようになりました。

  ちょうどそのころから英国に住んでいましたので、
  近所のスーパーでオーガニック食品を
  選んで食べるようになったのです。

  野菜や果物などの生鮮食品、
  牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、
  卵、ジャムや蜂蜜、パン、パスタなどの乾物類、
  クッキーチョコレートなどのお菓子類、
  コーヒーや紅茶、ジュースなどの嗜好品にいたるまで、
  こちらのスーパーでは普通に
  オーガニック食品が売られています。


  大手のスーパーは独自のオーガニック製品を展開していて、
  中には、独自ブランドの65%がオーガニック製品という
  スーパーもあります。

  気になる値段は、通常よりも1.5倍程度です。
  ただ、牛乳、ヨーグルト、パンは
  価格にほとんど差がありませんし、
  時々、セールでオーガニック食品を
  安く売っている時もあります。

  以前は、もっと高価だったのですが、
  オーガニック食品の普及に伴って
  価格が下がってきたそうです。


■ 日本の有機食品
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  日本では、実際には「有機」ではないのに、
  そう称する野菜が市場に氾濫したことから、
  その信頼性が失われてしまった事がありました。

  そのため、2001年から「有機JASマーク」が
  導入されるようになり、食品に「有機」と表示するには、
  「有機JASマーク」を貼ることが義務付けられるようになりました。

  したがって、有機食品を探すときは、
  この「有機JASマーク」を探せばいいのです。

  具体的に有機食品は以下の基準を満たす必要があります。

 【 有機栽培とは 】
  1. 農薬を使わない
  2. 化学肥料は使わない
  3. 肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する

 【 有機農産物の認証規格 】
  1. 農場は最低3年以上農薬を使っていない
  2. 有機肥料であっても化学薬品や重金属が含まれないものを使用する
  3. 栽培によって環境を破壊しない
  4. 労働条件を厳守している
  5. 環境・衛生管理の整備
  6. 上記に関する管理プログラムの制定とその実施
  7. 上記に付帯する全ての事項に対する第三認証機関による検査と認証
    (引用:有機農産物の日本農林規格)

  日本では、一般的に「有機食品は高価、日本の食品は安全」
  という認識があり、有機食品はまだまだ一般的ではありません。

  実は、有機食品を食べるようになってから、
  日本に一時帰国をしたことがありました。
  近くの大手スーパーで有機食品を探してもあまりないんですね。
  これは、とてもショックでした。

  「子供に安心して食べさせられるものが日常的に手に入りにくい」
  と思ったのです。

  私たち一人一人の食品と健康への関心が高まり、
  多くの人が有機食品を欲するようになれば、
  価格が下がり、近くのスーパーでも手軽に買えるようになるはずです。

  日本でも有機食品が気軽に手に入るように
  何かできることはないか考えている日々です。


■ 有機食品のポイント
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  できれば有機食品にしたほうがいいものを書きますと、

   1.脂肪の多い食品:乳製品(チーズ、ヨーグルト、バターなど)、肉
    (理由)化学物質は脂肪に溶けやすいから。

   2.レタスなどの葉:
    (理由)他の穀物と比べて、多くの殺虫剤を直接散布しているから。

   3.砂糖:
    (理由)砂糖の素となるテンサイは、最も汚染されている穀物の一つだから。

  になります。

  すべて有機野菜にするのが難しい場合も、
  上記の食品を有機食品に変えてみてはどうでしょうか。

  有機食品は体に良いだけでなく“おいしい”です。
  これは、多くの統計で発表されています。

  有機食品のお陰か、うちの子も野菜をパクパク食べてくれますので、
  お子さんが野菜を食べなくて困っている時にも試してみてください。

  これからも、体にいい食べ物に関心を持ち続け、
  患者さんにもご紹介できるようになりたいと思っています。


  [中山久仁子:http://mefa.jp/staff/nakayama-kuniko]


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     もし、私たちの理念や基本方針、プロジェクトのアイディアに
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 【3】 『ゆめげんクリニック 開業への道』

          ~第1回:決心する~  中山嘉人
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■ 「決心する」とは?
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  クリニックを開業する時に、まず必要なことは何でしょうか。

  資金でしょうか。自分たちの医療技術、経営能力でしょうか。
  それとも、一緒に協力してくれる仲間でしょうか。

  もちろん、それらは必要不可欠でしょう。

  でも、何よりもまず大切なのは、
  「よし、やるぞ、やりぬくぞ!」
  と決めることだと思います。

  それは、クリニック開業に限らず、何事もそうだと思います。


  まずは、

  「決心する・心に誓う」

  ことが大切です。


  この「決心する」ということ、
  心の中で決めるだけですから、とても簡単なことのように思います。
  でも意外と、思うほどには簡単にできないことでもあります。

  英語で「決心する」という意味の単語は“decide”です。
  語源は、[de=off] 離す+[cide=cut] 切る、からきていて、

  つまり、迷い・雑念などを cut off する(切り離す)
  のが「決心する」ということのようです。

 「開業する」と一言でいいますが、
  そのためには様々なことを考えなければなりません。
  決心するまでには、迷いや雑念をふり払わなければならないのです。

  では、なぜ、私たちは「ゆめげんクリニック」をやろうと
  決心したのでしょうか。

  今日は、そのお話をしたいと思います。


■ 開業を決心するまでの考え方
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  これまで、私たち夫婦は開発途上国と呼ばれる地域での
  医療や教育をライフワークにしたくて、
  それに必要な勉強や経験を積んできました。

  そのために、世界中どこに行っても生活できる、
  生きていける力を身につけたい、
  国際標準(ワールド・スタンダード)として通用する人材になりたい、
  と願い、そのために必要なことは何だろう、
  と考えながら行動してきました。

  国際標準というと、どちらかというと欧米の視点からみた
 「国際」や「標準」で語られる場合がほとんどです。

  しかし、そうではなく、人間はこの世界のさまざまな地域で
  どのような文化や価値観、ものの考え方で生きているのかを学びたい、
  そして、今、居る場所がどこであろうと、どんな状況だろうと、
  一人の日本人としてしっかりと生きていけるようになりたい、
  という思いからでした。

  ですから、将来クリニックを開業する、というように
  日本のどこかで拠点を構える、というよりも、

  必要とされるところであれば、
  基本的に世界中どこでも赴いて働く、
  という考えでした。


■ 開業を決心した理由
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  4、5年ほど前からだったと思います。
  アフリカに滞在中、今後のことについて
  家族と何度も何度も話し合ってきました。

  その中で、一番時間をかけて話したのは家族の両親のことです。
  両親の老後のことも考えなければなりません。

  このまま海外で仕事をしていくと、
  本格的に生活の拠点が日本以外になってしまう可能性がある、
  そうなると、何かあるからといって、
  そう簡単には日本に帰国し、長期滞在することができなくなります。

  自分自身、これまで必ずしも自分の思いどおりに
  進路や就職を決めてきたわけではありません。
  家族の中での役割をどうしても優先しなければならず、
  本当にやりたいことは一旦あきらめたこともありました。

  それは、一見、遠回りのように思えますが
  そういう時にこそ、自分にとって人生の分かれ道での
  「選びの基準」は何か、大切にしなければいけないもの、
  価値観は何か、についてじっくりと考える時間だったように思います。
 
  そして、素直な心で今と未来に向き合えば、
  決心の妨げになる「迷い」は自ずと消えてきたように思います。

  だから、これからのことを考える時に、
  いろいろと乗り越えなければならないことがあったとしても
  日本にいる家族の両親のことは最優先に考えないといけない、
  と思いました。

  そして、これまで各地の医療や教育に関わりながら、
  日本の地域医療の中でもできたらいいな、と感じてきたことを
  自分たちなりに試していくことができれば、
  それはとても素晴らしいことだ、と思うようになりました。

  また、「開発途上国での医療や教育をライフワークとする」というのも、
  日本に活動の拠点を築いた延長線上に十分できること、です。
  いや逆に、日本に拠点があってこそ、できるものだと思うようになったのです。
  (参照:http://jin-i.com/yumegen/staff/list)

  こうして最終的に医者である妻が開業を決心したのは、
  つい1、2年ほど前のことです。


■ 納得のいく決心を
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  クリニック開業をしようと決心する際に、
  自分の夢、家族を含めた将来の人生設計、
  その他、外部環境など考えなければならないことは、
  先生方によってさまざまですし、
  専門や経験に基づき、その思いもさまざまだと思います。

  その理由が何であれ、家族を含めて十分に話し合い、
  納得した決心であれば、開業準備の期間中、
  そして開業後に直面するであろう様々な試練や
  問題を乗り越えていけると思います。


  [中山嘉人:http://mefa.jp/staff/nakayama-yoshihito]


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 【4】ゆめげんドア
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  今回のコラムと関連のあるウェブサイトをご紹介します。

■ 大地を守る会
   http://www.daichi.or.jp/

■ NPO IFOAMジャパン
   http://www.ifoam-japan.net/index.html
   http://www.ifoam.org/about_ifoam/pdfs/POA_folder_japanese.pdf
   (有機農薬の原理)

■ 農林水産省 有機農業推進関連情報
   http://www.maff.go.jp/soshiki/nousan/nousan/kanpo/yuki.html


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 【5】今月のイチオシ!医療・経営レポート
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  ここでは、最近発表された医療や経営に関連するレポートの中から
  お勧めのものをピックアップしてご紹介します。

■ 政府報告書:「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する
   検討会中間とりまとめ [厚生労働省]
   http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/09/s0922-6.html

■ レポート:地域医療における課題解決の考え方~医療問題解決の視点
   [NTTデータ経営研究所]
   http://www.keieiken.co.jp/pub/infofuture/backnumbers/32/no32_report04.pdf

■ レポート:地域医療における遠隔医療への期待
   ~管理職のマネジメント力の底上げ策
   [NTTデータ経営研究所]
   http://www.keieiken.co.jp/pub/infofuture/backnumbers/32/no32_report05.pdf

■ レポート:高齢化時代の産業振興策としてのヘルスケア
   [NTTデータ経営研究所]
   http://www.keieiken.co.jp/pub/infofuture/backnumbers/32/no32_report06.pdf

■ ニュースレター:人材と組織を成長させていますか?
   -機能する評価制度の実現に向けて [KPMG]
   http://www.kpmg.or.jp/resources/newsletter/risk/ba/200810_2/01.html

■ レポート:「病院の言葉」を分かりやすくする提案(中間報告)
   [国立国語研究所]
   http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/

■ 調査レポート:能力変化とコーチングの広がり
   [社会経済生産性本部]
   http://www.jpc-sed.org/jpcrep/2008/48.pdf

■ 調査レポート従業員の意識と人材マネジメントの課題に関する調査
   [労働政策研究・研修機構]
   http://www.jil.go.jp/institute/research/2008/051.htm

■ 論文:わが国の医療提供システムと準市場
   -ネットワーク原理に基づく医療提供システム:準市場と「社会保障」
   [国立社会保障・人口問題研究所]
   http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/18811103.pdf

■ コラム:なぜ私たちは働くのか?~
   “モノ”から“ココロ”の時代における働き方を考える~
   [インターコーリング・ジャパン]
   http://www.intercalling.co.jp/column/vol1.html
   http://www.intercalling.co.jp/column/vol2.html


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 ● 編集後記
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 ゆめげんクリニック・プロジェクトメールマガジン第15号は
  いかがでしたでしょうか。

  先日、「カンタベリー物語」で有名な
  英国国教会の総本山 カンタベリーに行ってきました。

  カンタベリー大聖堂のゴシック様式建築の荘厳さと
  ステンドグラスの美しさに感動。

  その日の夜、聖堂内で開催予定のクラシック・コンサートの
  リハーサルが昼間に行われていて、大聖堂にまつわる歴史に
  思いをはせながら、心が洗われました。

  大聖堂で「音楽セラピー」を受けられるとは、佳い一日でした。

  視覚、聴覚をとおして心をリラックスさせるって本当に大切ですね。


  では、次回もどうぞお楽しみに!


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