- 1 基礎知識
- 2 手術内容
- 3 当院の特長と実績
- 4 費用
白内障手術の概要
白内障手術は、水晶体(レンズ)の濁りを取り除き、代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を入れる手術です。網膜や視神経、角膜など、目の他の部分に異常がなければ、視力低下の回復が期待できます。
白内障手術の流れ
- 診察: 視力や眼圧などの基礎検査を行い、手術が必要かどうかを調べ、手術日を決めます。
- 検査: 角膜の形状や眼球の長さなどを測定し、手術に備えての精密検査を行います。
- 術前診察: 手術の約1週間前までに、患者さんに合う眼内レンズや術式を決定します。
- 手術: 5~8分で終了します。麻酔からの所用時間は約20分程度です。
- 術後診察: 術後の全身および目の状態を、麻酔科医と眼科医が確認します。
- 術後の定期検診: 手術翌日、2日後、3日後、約1週間後、約10日後、その後は週に一度ずつ半年間継続して定期検診を行います。
参考: 日帰り白内障手術の流れ (中京グループ くりっくeye)
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![]() 動画(MPEG形式) |
白内障手術に必要な検査
白内障の手術を受ける前には、目と全身状態の把握や目に合う眼内レンズの選択のために検査を行います。
- 目の状態の検査
- 視力検査、眼圧検査、屈折検査
- 眼底検査: 散瞳して網膜の状態を調べます。
- 細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ): 水晶体の濁りの状態を調べます。
- 角膜内皮細胞検査: 角膜の内皮細胞が減っていないかを調べます。
- 角膜曲率半径: 角膜の曲率を調べます。
- 眼軸長検査(眼軸長検査/断層撮影): 眼内レンズの度数を決めます。眼内レンズはピントが一ヵ所に固定されるため、患者さんのライフスタイルに合った度数になるように選定します。
- 網膜電位図、レチノメーター網膜、超音波検査: 水晶体の濁りが進行している場合に、目の奥の状態を調べるために行います。
- 結膜嚢培養検査: 結膜の細菌を検査します。
- 全身状態の検査
- 問診、血液検査: 現在治療中の病気などがありましたら、必ず医師にお申し出ください。
- 当院での検査のほかに、全身状態の確認のために、内科を受診していただいています。
手術当日の流れ
- 朝食と昼食: 朝食はいつもどおり、昼食は軽めにとってください。
- 来院、受付: 通常の受診と同じく、診察券を受付に渡してください。
- 着替え: 手術衣へ着替えます。
- 術前の処置、検査: 散瞳剤などの点眼、血圧測定を行います。
- 点眼: 手術室に入室前に、麻酔の点眼をします。
- 手術室へ入室
- 手術(通常: 約5~8分)
- 麻酔科医の診察(全身状態の確認)
- 眼科医の診察(目の状態の確認)
- 当院スタッフからの、術後の説明
手術後の経過
入院なしの日帰り手術です。回復の早い方なら手術翌日から視力改善が体感できますが、目の状態が安定するまでは十分な安静と点眼などの加療が必要です。
通常は、手術翌日、2日後、3日後、約1週間後、約10日後、その後は週に一度ずつ半年間通院していただいて、定期検診を行います。それ以外に、特別な手入れは必要ありません。
両眼の手術をされる場合には、一度に両眼は施術できないため、約1ヶ月以上空けて片眼ずつ行います。
目に他の病気や合併症がある場合、糖尿病などの他の病気がある場合には、それ以上の通院が必要になることもあります。
手術後は約2~3ヶ月は点眼が必要です。また、目の状態が安定してからも、半年に1回は検診を受けるようにしてください。
また、目を保護するために、度の入っていないサングラスを眼帯の代わりにかけていただいています。手術後1週間は24時間(就寝時も)、その後の1ヶ月間は外出時にかけてください。
手術後の眼鏡の使用
眼内レンズ(人工水晶体)には、若い人の水晶体のように厚くなったり薄くなったりしてピントを調節する力はありません。老眼が進んだ目と同じく、見るものとの距離に合わせて眼鏡を使用することで、さらに良好な視力を得ることができます。
通常はピントを「やや遠方~中間距離」に合わせた眼内レンズを挿入する場合が多いですが、左右のバランス、手術前の度数、患者さんの御希望、職業上の理由などにより、近くにピントを合わせる場合もあります。乱視がある場合は、遠用と近用のそれぞれの眼鏡を持っていただいた方が良いでしょう。
手術前の検査の際に、挿入する眼内レンズの度数を決定します。挿入する眼内レンズの度数をどのように合わせるかについては、手術前に医師とよく御相談ください。
手術後は、手術前に使用していた眼鏡は度数が合わなくなります。手術後3~4週間以降を目安に、目の度数が安定してから眼鏡合わせを行います。
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