コロナウイルス感染症の症状は、かぜの症状に似ています。
熱、咳、鼻水、だるさなど症状が出てからの、はじめの数日間は「かぜ」なのか「新型コロナウイルス感染症」なのか、症状や診察では区別がつきません。
新型コロナウイルス感染症であっても、感染した人の多く(80%)は、普通の風邪のような症状で、特に治療しなくても1週間ほどで治ります。
今、一般的なかぜと新型コロナウィルス感染症とを見分けるのに大切なのは時間経過です。
まずは、安静にして過ごしましょう。
【風邪かな?新型コロナウイルス感染症かな?と思ったら】
かぜ症状があるときは外出、登校を避け、仕事を休んでください。
十分な睡眠とバランスの良い食事、水分を摂り、安静に過ごしましょう。
体温を朝夕の1日2回測定・記録してください。
どなたも、まずは自宅安静が第一です。
症状が続き、呼吸が苦しい、とてもだるいと感じたら、帰国者・接触者相談センターにご相談ください。(文末ご参照)
また、症状の経過中に、ご心配なことがありましたらクリニックに電話でご相談ください。
かぜ症状外来
マイファミリークリニック蒲郡では、かぜの症状がある場合に新型コロナウイルス感染症の可能性を考えて、かぜの症状が「ある方」と「ない方」が、院内で接することを減らすために、「かぜ症状外来」を設けています。
当院は、トレーラーハウスデベロップメント株式会社様(本社:東京都中央区)から本年9月末まで無償貸出を受け、一般外来の診察室と別棟で「かぜ症状外来:新型コロナウィルス診療対策」専用診察室を設けております(下記、及びNHKの取材をご参照)。
かぜの症状がある方と、かぜの症状がない方の診療を分けることで、安心して受診していただくことができると思います。
[ 対象 ]
以下の症状が1つでも当てはまる方は、かぜ症状外来の時間帯でご予約ください。
・37.5度以上の発熱
・咳、喉の痛み・違和感、鼻水などのかぜのような症状
・下痢
・全身がだるい、息が苦しい
・味/においの異常
・海外渡航後の体調不良
[ 診療の予約方法 ]
予約方法は、通常通りです。
当院は予約制となっておりますので、予約方法はマイファミ・ホームページの予約のページをご参照ください。
予約される際は、かぜの症状があるとあらかじめお伝えいただくとスムーズです。
[ 診療時間 ]
かぜ症状外来の診察時間は、下表のとおりです。
*2022年6月変更
*「かぜ症状以外の一般外来」をご希望の方は、「一般外来の時間帯」でのご予約をお願い致します。
[ 受診の方法 ]
予約時間にお越しください。
来院されたら、クリニック玄関の自動扉の左側のインターホンを鳴らしてください。
スタッフが伺いますので、その場でお待ちください。
その後は、スタッフがご説明します。
診察前にお待ちいただく場合は、自家用車内でお待ちいただくことがございますので、ご了承ください。
かぜ症状がある場合、かぜ症状以外の症状や疾患についての診療ができない場合がございます。
その場合は、かぜの症状が治ってからの再受診をお勧めしております。
クリニックでの感染予防にご協力をお願いいたします。
▲ 東京本社及び栃木工場から来てくださったトレーラハウスデベロップメント株式会社のスタッフのお二人と中山久仁子院長(右端) [ 2020年4月9日 ]
【こんな症状があるときは、帰国者・接触者相談センターにあらかじめ相談ください】
帰国者・接触者相談センターに電話する目安
少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、すぐにご相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です)
・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(懈怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
・重症化しやすい方(*)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
*高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
・上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
詳細は、厚生労働省発表のこちら(新型コロナウィルス感染症について相談・受診の目安:PDF)をご参照ください。
電話すると、どこに受診したらよいかなどの説明があります。
受診する場合はマスクを着用して、指示された医療機関以外に受診しないでください。
帰国者・接触者相談センター 豊川保健所 TEL:0533-86-3177
※平日:午前9時から午後5時まで 、夜間・土、日、祝日:オンコール(24時間)体制