本日、2021年4月2日午後2時半ごろ、「Iさん」と名乗る方から診療所に電話がありました。
医療事務スタッフが対応しました。用件は、以下のようなものでした。
「コロナワクチンのことで言いたいことがあるので理事長(院長)の女性に電話を代わってほしい。
ネットに『コロナワクチンは希望の光』と記載があるが、死者が出たら責任がとれるのか。
ワクチンは変異するから効果がない、医学生でも知っていることだ。コロナウィルス自体存在しない。厚労省にも言っているが逃げ回っている。法的手続きをとっている。そこに院長の名前も上がってくるがそれでいいか。コロナワクチンは、どこの開業医も推奨していない。」
院長に電話を代わって、と主張していましたが、診察でとにかく忙しく院長は電話に出られませんでした。
そうすると、自分が言ったことを伝えておいてくれと言って電話を切られました。
10分ほど持論を電話で述べられて切られたようです。
声だけでは、はっきりとはわかりませんが声の感じから40代から60代の男性のようだったと報告を受けています。
「コロナウィルスが存在しない」と信じられるのは個人の自由で結構ですが、
「ワクチンで死者が出たら責任がとれるのか」「訴えるが良いのか」というのは、脅迫ではないでしょうか。
本電話の内容だけでなく、今後、エスカレートするような言動を受けるのではないかと精神的にも大変な負担になっています。
本件のような電話があった事実、その内容を速やかに公的機関に報告をいたします。
みなさんにもこのようなことが起こっていることをお知らせいたします。
<参考>
新型コロナ 世界の感染者 1億3026万人 死者283万人 2021年4月3日 15時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210403/k10012954401000.html [2021年4月4日アクセス]
アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の3日午後3時の時点で、世界全体で1億3026万529人となりました。また、亡くなった人は世界全体で283万8162人となりました。(以上、抜粋)
ファイザー製ワクチン、接種半年後も有効 南ア変異株に効果(2021年4月1日)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-pfizer-idJPKBN2BO5VL [2021年4月3日アクセス]
4月1日、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは共同開発した新型コロナウイルスワクチンの予防効果が91.3%とする新たな臨床試験(治験)データを発表した。
[1日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは1日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの予防効果が91.3%とする新たな臨床試験(治験)データを発表した。
新たなデータには、2回目のワクチン接種から最長6カ月の被験者1万2000人超が含まれており、ワクチンの効果が少なくとも半年持続する可能性を示唆した。
昨年11月に示した当初のデータでは、4万4000人に対する治験で95%の有効性が示されたとしていた。
さらに新たなデータからは、800人の被験者に対する治験で感染力が強いとされる南アフリカ変異株に対する予防効果が100%だったことも示された。
また、2回目の接種から最長6カ月の被験者にワクチンの深刻な安全性に関する問題はみられなかったほか、年齢や性別、人種、既往症の種類を問わず同等の効果が示されたという。
ファイザー・ビオンテック製ワクチンは現在、米国で緊急使用が認められている。両社は新たなデータを使い、当局の承認拡大を目指す考え。
ワクチン・パスポートに関する海外での議論
忽那賢志 | 感染症専門医
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210404-00230889/ [2021年4月4日アクセス]
イスラエルやイギリスなど、ワクチン接種が進む地域では新型コロナの新規感染者数が大きく減少しています。
こうした中、世界各国でワクチン・パスポートが議論されています。
海外での議論の要点を整理しました。(以上、抜粋)
▼ワクチン接種が進む国で新規感染者数が減少